はー、ようやく終わった、草とり。
先日、土中に埋めた草は、この大雨に打たれ、ぷかぷか浮いていた。
一面に浮かび上がった草を、再びせっせと拾いあつめる。
ああ、なんてこった。二度手間だ。
おなじ過ちをくりかすまじ、と、今回はすべて外へ放り出した。
ふっふ、これで安心とみた。
しかし驚き。浮いた草、もう根を張りはじめているものが多くあったから。
すごい生命力。彼らも、生きるのに必死なんだろう。
今年一番の重労働は、これで終わり、かな。
暑い盛りじゃなくって、助かった。
米ぬか、効かなかったのかな。
でも、ナギ(一面に生えていた草)以外の草って、ほとんど生えていなかったし、
効いたことは効いたのかも。
ナギは湿気のある田んぼを好んで生えてくるらしい。
田んぼによって、生える草は様々だ。
今のとこ、うちの田んぼ、ヒエなんかは生えていない。
米ぬか、まく時期がおそかった、っていうのもあるかもしれないなあ。
ナギは強い草らしいので、ぬかは効かない、という説もある。
(除草剤をまいても、生えてくることがあるらしいので)
草とりを、わーいわーい、と喜んでやっているわけではないし、
楽をできるにこしたことはないので、素人、試行錯誤でがんばっていこう。
昔のお百姓たちは、みんな、この草とり作業で腰を悪くしてきたようだ。
わたしの田んぼなんか、比べものにならないほどの大面積を、ひたすら手作業で!
気が遠のいてしまう。だからこそ、昔の人たちは、あんなに強いんだろうけど。
今さら昔に戻ろうったって、受け入れられるわけがないよなあ。
だって、その重労働から開放されるために、農薬や除草剤があって、
かなしいけれど、こんなに定着してしまっているのだから。
いったん楽を知ってしまった人間は、なかなかそれを手放せないものだと思う。
けれど一方では、除草剤には頼らない、あたらしい除草方法がどんどん考案されている。
現代のこの科学力をもってすれば、すばらしい方法がもっともっと生み出せそう。
いつかすべての農民が、除草剤を手放せる時代がくるといいな。
秋、収穫前に、れんげの種を蒔いてみようかな。
春にはピンク色の花がとってもきれいだし!
posted by season at 23:04|
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