2005年11月25日

ヤップ島旅日記・4

9月20日
タロイモ。それはバナナよりもココナツよりも、わたしにとってずっと異国を感じさせてくれる響きだった。南の島の主なる食べ物であるタロイモ。出発前から、実はタロイモとの出会いを一番楽しみにしていたのかもしれない。滞在していたお家にももちろんタロ畑があって、お母さんは毎日そこへ働きに行っているんだそう。タロイモがどんなものなのか、どんな作業をするのか見てみたくて、わたしはお母さんの仕事にくっついていくことにした。
ジャングルの中、沼地のようなところにお母さんのタロイモは育っていた。お母さんはナタを持って、ジャングルの奥へ入っていく。倒れた木や生い茂った草を、ナタですぱすぱと鮮やかに切り払いはがら、奥へ。

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2005年11月21日

秋の京都

富山からやって来た友だちと、紅葉を見た。
いや、実は紅葉を見るつもりでなく、滋賀の湖西の方へ遊びにいくつもりだったのだけど、
道を間違えたり、渋滞に巻き込まれたりしているうちに日が暮れてしまったのだ。
それで、夜でもできる遊びといえば、紅葉のライトアップ。
そんなわけで高台寺へ行ってきた。

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なぜか迷い込んだ南禅寺。
日が暮れはじめ不安が胸をもたげる、
そんな折に道端の紅葉を見て、急きょ予定変更となったわけだ。
秋の京都の日曜日。観光客がたくさん。

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渋滞で道が進まず進まず、ようやく到着した高台寺。
京都で紅葉を見るなんていつぶりだろう。
闇にぱあっと紅が浮かんで艶やか。

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境内も人、人、人。
木々の姿はとても美しいし、情緒があってすてきだけれど、
やっぱりこの人ごみには辟易してしまう。

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池にまるで鏡のように移りこむもみじ。
まだ色づきが浅いようで、みどりや黄色の葉っぱが目立つ。

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清清しい竹。暗闇にぼうっと浮かび上がるその姿は、まさに幽玄。
かぐや姫のお話が現実のもののように思えてくる。

友だちと分け合ったみたらしだんごをほおばりながら、思ったこと。
秋の京都はやっぱりすてき。
久々に会えた遠くの友だち。たのしかった。
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ヤップ島旅日記・3

9月19日
せっかく南の島に来たんだから、何が何でも青い海に行きたかった。お家の前に広がる水辺は、海につながる湾になっているのだけれど、とても美しいとは言えなくて、はやくはやく、青い海を見てみたかった。昔はここもきれいだったんだという話を聞いた。戦時中、どこかの軍隊がこの入り江をぐるっとまわるのが面倒だからと、橋をとりつけたんだそう。それで水の流れが悪くなり、こんな風に水は汚れてしまった。きっと人間の「面倒」を克服するために、自然はすこしずつ、汚されてきたんだろう。
そんな入り江からボートを出す。わたし、母、親戚のおじさん、お家の息子さんと娘さん、助手の漁師さんの6人で、いざ出発だ。お父さんが笑顔で手をふりながら、「サメを見つけたらすぐにボートにあがるんだよ」。サメ!そういえば、やっぱりいるんだよな。お父さんの体にはサメに襲われたときの深い傷がある。わたしになんて到底想像の及びようのない生活がある。世界各地に、いっぱいある。ほんのすこしのぞき見をさせてもらうことで、なんだか自分自身の生活に、彩りが加えられていくような気がするのだ。
サメか。未知の生き物に対して、恐怖とも興味とも言いようのない気持ちがむくむく膨らんで(たぶんほとんど恐怖)、サメのことで頭がいっぱいになりそうになったけれど、わたしを迎えてくれたのは、そんなことは許してくれないような荒れた海。サメ以外にも、海にはこわいものがあったのだ。勝手な想像で、南の海はみどり色で穏やかなものと思い込んでいた。人の背丈ほどもありそうな波に乗っかって、急降下。ざっぱーん、と塩っからい波が全身に降ってきて、ぎゃーぎゃー悲鳴をあげるわたしをみんな、笑っている。少し慣れて、波がおもしろくなってきたころ、(残念ながら)荒れ地を過ぎて、海は穏やかな表情を取り戻した。

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posted by season at 13:36| Comment(0) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月14日

スマイルクッキー

一緒に美大受験に励んだ友だちが来春、結婚することになった。
なんだかびっくり。けれど友だちのしあわせは、とってもうれしい。
満面の笑みの友だちを見ていると、こころがほんわかあったかくなった。
ずっと笑顔で、だんなさまと仲良く、しあわせに暮らしてね。

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おめでとう。にこにこ、クッキー。
posted by season at 13:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

秋の散歩道

秋の山道って、いろんなものが落っこちてたり、道ばたから顔をのぞかせていたりで、
散歩の途中、ついつい歩みを止めてしまうことしばし。

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こどものころ、よく遊んだぶどう。実をつぶすとむらさき色に手が染まる。

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赤く色づいた葉っぱやどんぐり、栗のいが。わいわいにぎやか、秋のひとこま。

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くっつきむし。いっぱい拾って、さあ遊ぶぞー

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つたの絡まった木。つたを使って、リースづくり。

散歩を忘れて、時間も忘れて、童心に戻れる、秋の散歩道。
posted by season at 12:48| Comment(10) | TrackBack(0) | しぜん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最近、やたらと菊に幽玄さを感じている。
あんなに地味だと思っていたのに、菊は決して地味なわけではないことに気付いたのだ。気品に満ちた艶やかさ。じっと見つめていると、さらに飛躍して、宇宙や、とまで思ってしまう。
菊は育てるのにとっても手間がかかる。うちのじいちゃんが丹精した菊。

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posted by season at 12:32| Comment(0) | TrackBack(0) | しぜん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

焼き芋

かきねの かきねの まがりかど たき火だ たき火だ 落ち葉たき
「あたろうか」 「あたろうよ」 北風ぴいぷう 吹いている

秋の風物詩、焼き芋。これをやらなきゃ冬を迎えられない、っておおげさでなく、それくらい大好きな焼き芋。冷たく乾いた空気の中、ぱちぱちと音をたてる焚き火にあたるしあわせ。そんな中からおいしいおいしいお芋さんが出てくるしあわせ!
よく晴れた秋の日、仲のいい友だちとふたり、焼き芋をした。田んぼのすみっこの焚き火のそばで、ゆるいねえ、なんて口々につぶやきながら、ほこほこのお芋さんを食べた。焚き火からたゆたう煙が、風にのってすうっとどこかへ消えていく。あまくてあたたかい、秋の味がした。

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posted by season at 11:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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