2005年09月02日

こんぴらさんとさぬきうどん

母とふたり、香川へ行ってきた。
18きっぷを使って、鈍行電車にゴトゴト揺られ。
実は四国の地を踏むのははじめてだったのだ。
滋賀からでもじゅうぶん日帰りできるなんて、意外に近かったんだね。

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瀬戸大橋を渡る。
朝からお天気がよくなくて、空はいまにも泣き出しそうだった。
と、ぽつり、ぽつり。ついに雨。空も、海も、灰色だ。
晴れていたら、青がすかっときれいだったんだろうな。

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駅のホームには、立ち食いそばならぬ、立ち食いさぬきうどん。

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目的は、さぬきうどんとこんぴらさん。
小雨のしたたる琴平駅は、なんだかレトロですてきな趣。

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お昼ごろにようやく到着。まずはさぬきうどんを一杯。
すだち汁を混ぜていただく。新鮮な味。瀬戸内の味。

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階段を一段、一段。
やっぱりここには、形容しがたい聖地の空気が漂っている。

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こどもたちがひとやすみ。ほほえましいね。

どこまで続くんだろう、と思うほど長い階段を登っていく。
頭上をおおう木々たち。雨は霧のシャワーのよう。
視界がぼんやりと霞がかって、この空間に、さらに神聖な雰囲気を漂わせている。
ふと、どこからか「アホー、アホー」と、カラスの声。
見上げても姿は見えず、また「アホー」。
それにしても、なんだか意識全体が洗われるような、清々とした空気。
きっと、ここに神社があるから聖地になったわけじゃなく、
ここが聖地だったからこそ、こんなに立派な神社がつくられたんだろう。
山全体から、そんなパワーを感じた。

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ようやく本宮にたどりついた。
観光客でにぎわっているけれど、にぎやかさの中にも静謐さがある。
おおきな、おおきな木。一体どのくらい生きてきたんだろう。
得体のしれない、思わずひれ伏したくなるような、なにか偉大なもの。
そんなものを、古木や大いなる自然の中に感じるのは、わたしだけじゃないはず。
じぶんのちっぽけさ。そして、木も、わたしも、いまここにあること。
合掌。

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にこにこかわいいこんぴら狗。こころがほっと和やかになる。

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下りはあっという間。ひざがガクガクになるけれど。
さて、お茶とお菓子でいっぷくしよう。

階段の登り・降りで、すっかりへとへと。
うどんの2杯目も食べることなく、帰途へとついた。
ガタンゴトン、疲れた体に、電車の揺れが心地いい。

すてきな時間をありがとう。
posted by season at 11:52| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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