2005年10月11日

秋の夜長

すっかり日暮れが早くなった。
あっという間に太陽は地に沈み、深まりゆく秋の夜長。
とは言っても、早寝早起きが信条のわたし。
夜10時やそこらには寝てしまうので、夜長を味わえる時間は限られているんだけど。
それにしても、虫の音が心地いい。日が暮れはじめると、次第に高まる虫の鳴き声。
暗闇にリーリーリー、と澄んだ音色が響き渡って、秋ってすてき、なんてつくづく感じ入る。
耳に入ってくるのはこんな虫たちの大合唱ばかりで、あとはまったく静かなこの集落。
ときおり、ほんのときおり、暴走族(笑、ここは何時代だ)の音がかすかに聞こえるくらい。
秋の夜長、こんな美しい時間をしみじみ味わいたい。
だからかな、このところ夜、めっきり音楽を聴かなくなった。
だって窓の外からは、季節の奏でる音楽が惜しみなく流れてくる。
そういえば虫の音を愛でるのは、日本人特有のものだって聞いたことがある。
例えば欧米人にとってあの音はただの雑音でしかないらしい。
こんな繊細な感性を、わたしたちは持っている。
季節のうつろいを、ほんのちいさな自然の営みを愛で、そこに情緒を見出す日本の文化。
さてさてみんな秋の夜長には、
お茶でもゆっくり飲みながら、虫の音に耳をかたむけてみよう。
ひんやりと冷えた風に、いよいよ深まる秋をことさらに感じながら。

posted by season at 11:11| Comment(0) | TrackBack(0) | しぜん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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